マルツネの豆腐づくり
現在市販の多くのとうふは合成にがりや添加物を使用し、「煮とり製法」とよばれる効率型のとうふ作りが主流です。マルツネはとうふ本来の作り方「生しぼり製法」と呼ばれる伝統製法で天然にがりを使用して作られます。「生しぼり製法」は苦味、渋みの成分が含まれる大豆の皮や芽の部分は使用しません。それにより豆乳がとても濃く、まろやかでほんのりと甘い柔らかな口当たりのとうふが完成します。
01
良質なたんぱく質を含む
豆腐に適した国産大豆選び
豆腐づくりのスタートは大豆選びから。
一見同じに見える大豆も用途によって品種はさまざま。輸入大豆はもともと油を絞るためにつくられた品種のため、豆腐づくりに重要なたんぱく質が十分でありません。
一方、たんぱく質の含有量が多い国産大豆は、日本のとうふづくりに適し、ほんのりと甘味のあるとうふが完成します。日本国内の大豆消費の95%は輸入に頼り、国産大豆はわずか5%程です。
マルツネの豆腐は全て100%国産大豆のみを使用しています。
02
遺伝子組み換えの独自検査
遺伝子組換え大豆は安全を確認できていない大豆です。
米国でも遺伝子組換え大豆は食用でなく、主に飼料用として使用されています。
マルツネでは万が一でも遺伝子組換え大豆が混入しない様、独自の検査体制のもと徹底管理しています。
03
良質な地下水で大豆を浸漬し摩砕
大豆を水に漬け砕きやすくします。
古くは「伊勢物語」にかきつばたの名所として登場する知立市。今もかきつばたが群生するほど良質で豊富な地下水を使っています。
水を含み大きく柔らかくなった大豆を摩砕します。
04
生しぼり製法で豆乳を抽出
煮沸をせずに生の状態で豆乳を抽出します。
一般的には、煮沸をした大豆を搾ったほうが、たくさん豆乳ができますが、大豆の苦味と渋みが少なく、甘み・まろやかさを活かすために、「生しぼり製法」をとっています。
皮や芽の成分を入れない製法なので、苦みと渋みが少なく大豆本来の甘みやまろやかさが味わえます。
05
消泡剤を使わず真空脱気
「使わなくてすむ添加物」は可能な限り使わないように、
豆乳を煮た時に出る泡は、消泡剤ではなく、真空にする装置を使って消しています。
06
人の手で触れることなく
衛生的に充填しパッケージ化
水槽などの水や人の手を介さないため、衛生的で日持ちのする豆腐に仕上がります。
豆腐を固める際にも海水から取れる天然にがりを100%使用し、全ての工程にこだわった、安心して食べられるやさしくおいしい豆腐が完成します。